銀歯よりおすすめって本当？
セラミック治療をすすめる４つの理由
銀歯よりおすすめって本当？セラミック治療をすすめる４つの理由
むし歯治療の後には、失った部分を何らかの材料で補わなければなりません。奥歯の場合は、保険が適用されて、手軽に作れる銀歯が第一選択となりやすいですが、装着してから後悔するケースが少なくありません。それは銀歯治療にたくさんのデメリットがあるからです。今回はそんな銀歯治療ではなく、セラミック治療をおすすめする4つの理由をわかりやすく解説します。
銀歯治療は減っている
最近では、口元の審美面や健康面に気を遣う方が非常に増えてきています。ホワイトニングやインプラントの人気が高まっていることからも、その傾向がよく見てとれます。とりわけ、銀歯治療を選択する人は、徐々に減少しています。銀歯は手軽に作れる反面、見た目や健康面において大きな問題を抱えているからです。
銀歯治療のデメリット
銀歯には、「金属色が目立つ」という極めて大きなデメリットがあります。また、金属を口の中で切削することにより、その切削片が歯茎に入り込み「メタルタトゥー」を形成し歯茎が黒ずみます。いずれも見た目が悪い、という問題を引き起こします。さらに、溶け出した金属イオンは、口腔粘膜を介してアレルギー反応を引き起こすこともあるのです。昨今、歯科用合金による金属アレルギーが問題となっていますが、銀歯を装着している限り、そのリスクは存在し続けるものだとお考え下さい。
その他、銀歯には、むし歯が再発しやすいというデメリットもあります。これは、銀歯と歯質を結合させているセメントの劣化が主な原因です。噛む力が強い方、歯軋り食いしばりが強い方はこの劣化が進みやすくなります。
セラミック治療であれば、こうした数々のデメリットをきれいに解消することができます。
最新のセラミック治療
当院では、セレック（CEREC）と呼ばれる最新のセラミック治療に対応しております。セレックでは、光学カメラで歯の型取りを行い、コンピューターにデータを送ります。詰め物や被せ物はコンピューター上で設計し、セラミックブロックの削り出しも専用の機械で行われるため、非常に精度の高い修復物を作り上げることが可能です。
なぜ銀歯より
おすすめか
セラミック治療が銀歯よりもおすすめである理由は次の通りです。
おすすめか
1 見た目が美しい
銀歯は、どのような治療法を採用しても、見た目の問題を克服することはできません。例え高額な金合金を使ったとしても、金属色は目立ってしまうものなのです。一方、セラミックは色調や光沢、質感などが限りなく天然歯に近いです。現状、歯科材料の中で最も見た目が美しい素材といえます。
2 身体にやさしい
セラミックは生体親和性が高く、アレルギーを引き起こすことは極めて稀です。また、銀歯のように金属イオンが溶け出すこともなく、メタルタトゥーのリスクもゼロとなっています。
3 短期間で治療が終わる
これは「セレック治療」にいえることですが、治療期間は最短で1日です。治療にかかる時間も1～2時間程度です。銀歯の場合は、必ず数回の通院が必要となるため、治療期間においてもセレックの方が優れているといえます。
4 むし歯が再発しにくい
虫歯になりにくいのは、セラミックの表面がツルッとしていてプラークがつきにくい。接着という技法を使ってつけているので、虫歯になる前に取れたり、割れたりすることにより、虫歯になる前に発見できます。
男性にもお気軽に受けていただけます
セレックは、審美治療の一種ですが、男性でもお気軽に受けていただくことができます。銀歯を白い歯に変えたい、短期間でセラミックの歯を入れたいといった方はいつでも当院までご相談ください。当院では性別にかかわらず、たくさんの方のセレック治療を行っております。セレックに関する疑問や不安も遠慮なくお伝えください。